2011年12月11日
【キャセイパシフィック香港国際競走】
香港のシャティン競馬場で、香港国際競走が行われ、日本馬4頭が出走した。
■キャセイパシフィック香港ヴァーズ(G1) 2,400m(芝) 3歳以上
トレイルブレイザーが出走したが、6着に惨敗。。。フランスのドゥーナデンが優勝した。
<トレイルブレイザー>
池江泰寿調教師のコメント・・・「行きっぷりがいつもと違い悪く、良いポジションを取れませんでした。道中もポジションを上げることができず、自分の競馬をさせてもらえませんでした。馬場の違いかもしれません。」
安藤勝己騎手のコメント・・・「スタートが良くなかったです。芝の状態は内から2~3頭目のあたりが良く、どの馬もそこを狙っていくため、窮屈なレースになりました。4コーナーでも窮屈になって行くところがなく、外へ出さざるを得ず、思ったような競馬が出来ませんでした。」
■キャセイパシフィック香港スプリント(G1) 1,200m(芝) 3歳以上
カレンチャン、パドトロワが出走したが、5着、14着に惨敗。。。優勝はスプリンターズS5着の香港馬ラッキーナインだった。
<カレンチャン>
安田隆行調教師のコメント・・・「良く頑張ってくれたと思います。騎手はロケットマンをマークしていましたが、ロケットマンが早めに下がってきたので、行き場をなくしてしまいました。それから外に出して頑張ってくれました。初めての海外で良く走ってくれました。今後は相談しながらになりますが、高松宮記念(G1)へ直行も考えています。」
池添謙一騎手のコメント・・・「輸送のトラブルで身体が大幅に減っていましたが、状態もある程度戻ってレースができたと思います。スピードに乗ったのですが、4コーナーで控えてブレーキをかけることになったのが残念です。よく頑張ってくれたのですが、悔しいレースになりました。来年はもっと良くなっていると思うので、また挑戦したいですね。」
<パドトロワ>
鮫島一歩調教師のコメント・・・「ペースが早かったみたいです。これだけの馬が相手だと、楽な競馬をさせてもらえません。少し気持ちの弱いところがある馬なので、かわされてからは少しブレーキをかけるような形になってしまいました。逆に外めの枠のほうが良かったかもしれません。」
安藤勝己騎手のコメント・・・「スプリンターズステークス(G1)の時の状態に比べると、そこまでの状態ではなかったので、仕方ないかもしれません。他馬を怖がるところがある馬で、外枠なら2~3番手でレースを進められたと思いますが、内枠だったので、4コーナーを回って他の馬に前に出られたところ、それを嫌がって走る気を失ってしまいました。」
■キャセイパシフィック香港マイル(G1) 1,600m(芝) 3歳以上
アパパネが出走したが、14頭立ての13着に惨敗。。。道中は5番手につけたが、4角で内からはじかれ万事休す。そのまま馬群にのみ込まれた。レースは2番手から9歳馬のエイブルワン(せん9)が押し切り、大波乱の決着となった。
<アパパネ>
国枝栄調教師のコメント・・・「レース運びは申し分ないだけに残念です。馬の雰囲気も良く、スムーズに競馬が出来ました。これならという手応えでしたが、府中牝馬ステークス(G3)と同様に早い段階で手応えが無くなってしまいました。直線で競り負けたとかではなく、能力を発揮できていないように思います。敗因はちょっと分からないですが、気持ちの問題かもしれません。」
蛯名正義騎手のコメント・・・「結果は残念です。レースはスムーズに運べましたが、直線を向いたらさっぱり手応えが無くなってしまいました。府中牝馬S(G3)の時と同じような感じで何とも言えません。輸送のトラブルも含めて上手くいかず、これが彼女の本来の走りとは思えません。本当に残念です。」
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